【解説動画を作ってみて】→ 能力不足で大変でした!(映像の編集工程についても説明してます!)
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あざっす!
くぶ夫です!!
今回は、前回のブログ【おもしろ映像制作トライ】を書いてみて思った点、反省点を忘れないうちに書き綴らせてさせて下さい!
なにせ初めてああいった『作り方はこうでした』的な記事を作った(不恰好な出来栄えでスミマセン。。)もので、色々記憶が新鮮なうちに勉強になった事をブログにしたかったのです!
備忘録的な!!
イリュージョン!!
きっかけ→こんな世の中の状況で時間ができてしまった。。
前回の記事でも書かせてもらったのですが、
ブログ始めた当初から『今まで自分が気になった映像の再現に挑戦してみて、結果わかったノウハウを書いてみたい!』って心意気だけは有ったのですが、なかなか時間が取れない状況でした。。
が、世の中がこんな状況になってしまいフリーランスでの編集仕事が大きくずれ込んでしまった(撮影が出来ないのでしょうがないですね。。)ため、構想に挑戦する時間が出来てしまいました!
手伝っている会社の先輩からも「何個かやってみて面白そうだったら買い取るから講座シリーズにしよう!」的な話もあり、いざ意気込んでやってみたのはいいのですが、これがなかなか厳しい現実を知ることとなりました。。
最大の反省点 そもそも編集作業(オフライン作業)能力が拙い
くぶ夫、本職はオンライン編集(別名・本編集)の人間です!
「オンライン編集ってなんぞや?」ってなられると思うので、拙いですが広告業界の編集作業工程を図にしてみました↓
※ちなみに赤字がその作業をする人の呼び名です。
ざっくりですが、大体こんな感じで広告の映像は作られています!
そうです、一言で編集といっても実は分業しているワケなんです!
つまり各工程をそれぞれスペシャリストが担当しているのです!!
皆さんがイメージする編集はもしかしたら『1人でパソコンの前でカチャカチャやってる』イメージかもしれませんが、実際は編集だけでもこんなに沢山の人の手を経由して広告の映像は出来ています!
(ビデオグラファーと呼ばれる方やYoutuberの方はこの全工程を1人でやってらっしゃるイメージです!それに比べるとより専門的で職人的な感じってことになりますでしょうか。)
以下、各工程をざっくりですがご説明させて頂きます。
・オフライン編集(仮編集)
皆さんが『編集』と聞いてイメージする作業におそらく一番近いのがオフライン編集になると思います!
決まった秒数内に必要な要素を入れ込み、全体を構成する作業!
例えばビールのCMで、撮影時に顔のアップでビールを飲むカットを撮ったとします。
その際に撮影現場では、
『元気に「上手いっ」って言っている演技ください!』とか、
『「くぅ〜」って体にしみわたってる感じの演技ください!』とか、
いくつか候補(テイク)を撮ったりするので、それらを編集で選別したり、
各カットの順番や尺(長さ)を決めたりします!
↓イメージこんな感じでしょうか?
・使用ソフト
Adobeの『Premiere』が主流な気がしますが、Avidの『Media Composer』を使う方も!
一昔前はAppleの『Final Cut』も使われてましたが、バージョンがXになって操作性が変わった為、現在はほとんど見かけません。。
・グレーディング
撮影素材に対して色の方向性を決める作業!
この工程で映像のクオリティがグッとあがります!
よく見かけるホームビデオで撮っただけみたいな映像と比べると、違いが顕著に出る部分だと思います!
色の方向性は『トーン』とも呼ばれおり、
「あのCM、めちゃくちゃ良いトーンだったよね?」
みたいな会話してるような気がします!!
以前はオフライン作業前にやっていましたが、近年は作業の効率化の為、オフラインで実際に使用するテイクを決め込んだ後にやる工程になっています!
↓ざっくりこんな感じ?
・使用ソフト
DaVinciの『Resolve』!おそらく日本の編集室ほとんどコレだと思われます!
・オンライン作業(本編集)
最終的に映像を完パケ(完全パッケージの略。完成形)する工程!
各カットに対して、合成、タイトルワーク、エフェクト、肌修正、など様々な作業を行う!
(撮影時のミス修正、尺の調整、色味の調整など、これまでの各セクションの微調整を行うことも。。)
例えば合成!
(すみません、グリーンバック素材見つからなかった為、から舞台合成ってことで。。)
例えばタイトルワーク!
例えばエフェクト!
↓イメージとすると各カットに作業を乗せていくようなイメージになると思います!
(※注 あくまでくぶ夫が感じるイメージになります。)
・使用ソフト
Autodeskの『Flame』!日本の編集室はほとんどコレだと思います!くぶ夫が使えるのもコレです!
複雑な作業でなければAdobeの『After Effects』で対応する場合もある模様!
海外ではFoundryの『Nuke』も使われてるとの噂も。
・CG作業 & MA作業
CGを作成したり、音周りを調整したり!
おそらく皆さまイメージしてる感じと相違ないと思いますので説明は省略させて頂きます!!
(くぶ夫、完全に専門外なのでうまく説明できないってのが本音であります。。)
と、ざっくりこんな感じの工程で広告の映像は出来ているのですが、そんな中でくぶ夫の担当パートは「オンライン編集」であります!
つまりは他の工程に関しては素人に毛が生えたくらいの状態。。
映像制作の解説動画を作っていて、何が辛かったっていうと「オフライン作業」でした!
なにせ話し方に関しては完全な素人なので「あ〜」とか「え〜」とかが会話中に入りまくっており、それらを削除するだけでも一苦労。。
解説をキャプチャした動画も全部で1時間くらいあり、不必要な部分を削除するにも一苦労。。
とりあえずやってみるからには楽しもうとは思ってはいましたが、なかなかのストレスでした!!
(くぶ夫がオフライン技術を向上させればいいだけの話なのですが。。)
題材となった『人を消す映像』を作る作業はあんなにストレスなく楽しくやれたのに!!
久々にプレミアの使い方How toを見ました。。
まとめ → 一回やって見たことでノウハウが溜まったと信じたい!!
ということで手探りでやってみた映像制作の解説動画でしたが、想像以上の苦戦を強いられてしまいました。。
分かったこととすると、
実際に『おもしろ映像』作るよりも解説動画を作る方が面倒臭い!
ってことが分かりました!
今回作るにあたって色々な方のHow to動画を見たのですが、「本当に上手にやられているんだな」と今なら実感出来ます!
How to動画の構成や話し方。
そんな今まで意識してこなかったことを意識するようになったのは大きな収穫だったのかなと思っております!
あとは、自分の声に対する嫌悪感を強く感じた今回のブログでした。。
なんであんなに第三者目線(スピーカー通して)で聞く自分の声って変なんでしょうかね?
普段、自分のイメージではもっと良い声質だと思っていたのに。。
映像制作の解説ブログを書いてみたみたことで(労力含め)メチャクチャ大変なことが分かったので、もし次やる時はもう一度しっかり作戦を練ってからやろうと思う、そんなくぶ夫でした!!
ちなみに使った画像は以前先輩の会社を手伝った時のものです!
↓もしお時間あればチェックしてみてください!!
長々とお付き合いいただきありがとうございました!!
以上です!あざっす!!