【スパイク・ジョーンズ】DIY精神と緻密な計算!
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あざっす!くぶ夫です!!
今回は好きな監督第二弾ということで、
『Spike Jonze(スパイク・ジョーンズ)さんについて書いてみたいと思います!
スパイク・ジョーンズ - Wikipedia ←画像引用
そうです、ディレクターズ・レーベル(過去記事参照)第一弾に選ばれるほどスゴい人で、且つバックボーンがくぶ夫的にものすごいツボなのです!!
ざっくりどんな人?→ただのイケメンじゃない!
詳細はwikipediaさんにお任せするとして、
映画「her/世界でひとつの彼女」や「マルコビッチの穴」の監督で、
日本で言えば、以前菊地凛子さんと付き合ってたことで有名なのでしょうか。
本人は見ての通りイケメンでございます!
(ちなみに以前の奥さんはフランシス・コッポラ氏の娘であり、映画「ロスト・イン・トランスレーション」を監督したソフィア・コッポラさん!
「ロスト・イン・トランスレーション」の多忙な夫のモデルはスパイク・ジョーンズ)
くぶ夫はスパイク・ジョーンズ映画なら「アダプテーション」が一番好きです!
あと今のヤンチャ系Youtuberノリの走り的な番組「jackass(ジャッカス)」シリーズの総監督としても有名(?)!
メジャーになっていった遍歴はデヴィッド・フィンチャー同様
『MV(ミュージックビデオ)→CM広告→長編映画』の流れで、それだけでMV好きのくぶ夫的には堪らんですが、スパイク・ジョーンズはその前に『スケートビデオ時代』があるのです!!
(有名スケボーブランド「Girl Skateboard」の創設者の一人でもある)
手がけたスケートビデオが最高です!!(未鑑賞含む)
スパイク本人も勿論スケボーやってたのでしょうが(何かのメイキングでキックフリップやってる映像があった気が)、彼が作ったスケートビデオでくぶ夫は『スケートビデオの楽しみ方』を知ることが出来ました!!!
と、、、まるでものすごくスパイク・ジョーンズのビデオを見て来た風ですが、恐縮ながら名作「Video Days (1991年)」「Mouse(1996年)」を通っておりません。。
(いつかチェックしなきゃとは常々思っております。)
通ったのは「YEAH RIGHT!(2003年)」「Hot Chocolate(2004年)」「Fully Flared(2007年)」「Pretty Sweet(2012年)」ですね!
(どこからタイ・エヴァンスとメイン監督をスイッチしてるのか分からないので、くぶ夫の中では一応スパイク作品にカウントしています)
特にヤられたのは「YEAH RIGHT!」(初めてスケートビデオをちゃんと見たので当たり前っちゃ当たり前ですが。)
オープニングの近距離スローモーションでトリック(技)を撮影しているシーンは、足の置き位置、擦り方等、なんちゃってスケーターだった僕らの中でHow To映像として大活躍しました!↓
また後半にある見えないスケボーに乗ってるパート!
(BGMはレッチリのジョン・フルシアンテ←なんと先週レッチリに復活しましたね!)
当時見たときはどうなってるのか訳がわからなすぎて鳥肌立った気がします!
(グリーンのスケボーで撮影してたのは後に分かったのですが、そもそもの発想がスゴい!)
それまでのくぶ夫のスケートビデオのイメージは「トリックのフッテージを撮り貯めて、カッコいい音楽に乗せて繋ぎ合わす」だけだったのですが、
スパイクのビデオを見て「そこに映像表現としてのギミック、仕掛けを入れる」ことでこんなにワクワクさせられるビデオになるんだと感動しました!
(確かなんかのインタビューで、
「スケートビデオこそ最高の映像芸術だ」ってスパイクが言ってたのをみた気が。
「音と映像のシンクロ率が半端ないからっ!」って理由だったと思う。記憶曖昧)
ピンポイント『ミュージックビデオの好きなところ』
MVとして有名な監督作品は
「Beastie Boys(ビースティ・ボーイズ)」の「Sabotage(1994年)」
【低予算でもこんなスタイリッシュでカッコいいMV作れるんだぞっ!ってやつ】や、
「Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)」の「 Weapon of Choice(2000年)」
【クリストファー・ウォーケンの謎ダンス】など山の様にたくさんあります!!
どれでも1記事分くらい書けそうな気がしますが、今回は前出の記事でも紹介した「The Pharcyde(ファーサイド)」の「Drop」を!
↑ The Pharcyde - Drop (Official Music Video)
Dir. Spike Jonez
最後まで見ていただければ(ってか最初からずっと)動きに違和感を感じると思うのですが、実はこれは全編通して撮影素材を逆再生して使用しています!
なんだそれだけの事か。。と、思う事なかれ!
実際に試したら気づくと思うのですが、「アレッ、口の動き(リップ)ってどうなってんの?」となるハズです。
そうです、映像は逆再生なのにリップはあっているのです!
そのネタバレも単純で「本来の歌詞を逆から読む」ってことで、逆再生した時に口だけは普通に再生されている様にみえる手法です。
【くぶ夫ブログ → ぐろぶおぶく】みたいな!
ですが、いざやってみると単純に逆に読んだだけではちゃんと曲とリップがあってる様にはならず、撮影には言語学者を入れてどうしたら逆再生した時にちゃんとなるか研究したそうです!
それでも違和感が出る部分は、画面の奥の方で歌わせて、その手前に人を通らせるなど目立たなくする演出を導入!
そんなこんなで計算しつくされたMVが「Drop」なのです!!
(ちなみになんとラストに出てくる絵を描いているのはスケーターとして有名なマーク・ゴンザレス!)
余談ですが↓も同じ手法なのでしょうか。
気になってます。ラップじゃなくて歌物の方が簡単だったりするのかな?
www.youtube.com↑Coldplay - The Scientist
Dir. Jamie Thraves (英語分からず、多分)
まとめ→スケボー少年からのビッグドリーム!!
スケートビデオ時代から繋がる、DIY感と勢いでやっちゃえ感!
と思えば緻密に計算された手法とアイディア!
経てきたバックボーン含め、くぶ夫的にとにかくドンピシャな男、
それが【スパイク・ジョーンズ】なのです!!
以上!あざっす!!